【話題・新技術】ルノーの新型コンセプトカー「MORPHOZ」は、伸び縮みするボディ

フランスの自動車会社ルノーが「MORPHOZ」という新しいコンセプトカーを発表しました。ルノー・日産・三菱アライアンスの次世代EV用プラットフォームを使ったこの電気自動車は、一見すると単なる未来的デザインのクーペ風SUVと思うかもしれません。しかし、その最大の特徴は、用途に合わせて伸び縮みするボディと、レンタルで追加できるバッテリーにあるのです。街乗りに最適な「シティ」モード時は、全長4.4m、ホイールベース2.73m。この状態でも、コンパクトな全長に対して驚異的に長いホイールベースにより、1クラス上のクルマに匹敵する広い室内が実現されています。これはエンジンやトランスミッションがないEV専用プラットフォームだからこそ、可能になった設計です。動力源は前輪を駆動するコンパクトなモーターが1基のみ。床下に搭載されたバッテリーパックの容量は合計40kWh。一度の満充電で400kmの距離を走れます。通勤や買い物など、日常的な用途には十分な性能でしょう。

ルノーの新型コンセプトカー「MORPHOZ」は、伸び縮みするボディにバッテリーパックを追加で搭載可能(Engadget 日本版)

 

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