【新技術・電池】スタンフォード大、バッテリー性能のテスト時間を98%短縮! 超高速充電技術の開発に

電気自動車(EV)のコストで大きな割合を占めるバッテリーパック。徹底したテストが実施されるがゆえに、その期間の長さが開発のボトルネックとなっている。従来、バッテリー関連技術を開発する際は、数カ月~数年のテスト期間を要していた。スタンフォード大学の研究チームは、なんと16日間にまで短縮したという。機械学習ベースの同技術により、バッテリーの超高速充電や寿命の延長が可能になりそうだ。超高速充電バッテリーの設計では、バッテリーを寿命が短くなることが大きな課題となっている。充電時間を短縮すればするほど、バッテリーには負荷がかかるのだ。スタンフォードとMIT、トヨタ研究所による共同研究の一部として行われた同研究では、EVバッテリーを10分で充電し、バッテリーの寿命を最大化する方法を見つけるとの目標を掲げている。通常バッテリー寿命のテストは、バッテリーが故障するまで再充電を繰り返す。研究チームは、少ないサイクルの充電データからパターンを発見して、バッテリーの持続時間を予測するシステムを開発した。

スタンフォード大、バッテリー性能のテスト時間を98%短縮! 超高速充電技術の開発に(Techable)

 

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