【企業・自動運転】自動車業界、生き残りへ合従連衡=EV・自動運転、大変革で

世界の自動車業界は、自動運転車の開発競争や電気自動車(EV)へのシフトなど、変革の真っただ中にある。新技術への対応に出遅れれば、大手といえども単独での生き残りは難しく、ライバル同士が手を組む「合従連衡」に拍車が掛かっている。ドイツ大手のダイムラーとBMWは2月末に自動運転分野での提携を発表した。既に、カーシェアリングなど移動サービス分野でも事業統合を進める。世界の高級車市場で長年しのぎを削ってきた両社が「激変」を見据え、手を組んだ。一方、独フォルクスワーゲン(VW)と米フォード・モーターは1月に包括提携を発表。まずは商用車などの分野で協業に着手し、EVや自動運転などでも協力を探る。自動運転やEV、移動サービスといった次世代の自動車産業の核となる分野では、グーグルやウーバーなど米国の新興企業が先行。このため、自動車大手は異業種との提携も積極化している。BMWは米インテルなどとも自動運転開発で企業グループを形成。ルノーに統合を提案したフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)もグループに加わっている。

自動車業界、生き残りへ合従連衡=EV・自動運転、大変革で(乗りものニュース)

 

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