パナソニックは1日、自動車用ニッケル水素電池事業を中国の電池メーカー「湖南科力遠新能源」(湖南省)に売却すると発表した。売却額は4000万元(約5億円)。パナソニックは三洋電機を子会社化するにあたって、中国当局から電池関連事業が競争法(日本の独占禁止法)に抵触する可能性を指摘されており、中国でのシェア(市場占有率)を下げるために国内外で売却先を探していた。
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