【話題・自動運転】実証実験、確実な成果 永平寺町の自動運転

国内外に知られる曹洞宗大本山永平寺を擁する永平寺町。豊かな自然に囲まれた町で、近未来を感じさせる新たな交通システムの実証実験が続けられている。高齢化、人口減少、財政難といった地方都市の課題を解消する交通システムとして、自動運転技術による電気自動車が駅や観光地を巡回。地域住民の移動手段や観光客の輸送手段として期待されるプロジェクトだ。国が進める自動走行研究の実証地域に永平寺町が選定され、町と県、国立研究開発法人・産業技術総合研究所(産総研)や民間企業が連携協力。旧京福電鉄永平寺線廃線跡の遊歩道「参ろーど」(約六キロ)を活用し、埋設した電磁誘導線を感知しながら無人の電動自動運転車「スマートEカート」が走行。二〇一七年春に着手し、二〇年以降の実用化に向けて実験を繰り返している。

実証実験、確実な成果 永平寺町の自動運転(中日新聞)

 

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