【話題】MIT教授が開発した「可動部のない」夢の航空機、初飛行に成功

MIT教授がプロペラもジェットエンジンも使わない航空機を開発し、飛行実験に成功した。実用化は容易ではないが、より静かで排気の少ない航空機の登場につながるかもしれない。いわゆる典型的なジェット・エンジン飛行機には、高速で動くタービンの羽根がいくつも付いている。飛行機に推進力をもたらし、私たちが空へと飛び立つには、タービンやプロペラの回転が必要なのだ。本当にそうなのだろうか? 11月21日のネイチャー誌に掲載された論文で、マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者は、可動部品を一切必要としない初の飛行機を作り、飛行に成功した報告している。重さ2.45キログラムの実験用飛行機は、学校の体育館の端から端までの60メートルの距離を、プロペラの羽根を回すことなく進んだ。実験用飛行機は、電気を直接、推進力として使ったのだ。

MIT教授が開発した「可動部のない」夢の航空機、初飛行に成功(MIT TechnologyReview)

 

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