【施策・自動運転】新潟県長岡市の山間部で自動運転の実験

国土交通省は2019年3月までに、新潟県長岡市の山間部で車の自動運転の実証実験を始める。山古志地域を走る約3キロメートルの道路を自動運転用に整備し、地域住民らを乗せて走行する。実証実験の期間は1週間。公共施設や観光地への送迎、弁当配達などでの利用を想定する。国交省では17年9月から高齢化が進行する山間地で自動運転の実証実験をしている。これまで13カ所で実施し、新潟県では今回が初めて。16日に県や長岡市などが参画する地域実験協議会が発足した。「やまこし復興交流館おらたる」を拠点とし、往復3キロメートルを走行する。一般道路に電磁誘導線を埋め込み、その線を認識しながら走行する仕組み。12月中にも整備のための工事を始める。走行するのはゴルフカート型の車で、6~7人を乗せることができる。車に搭載したカメラで障害物や一般車両を検知すると、自動停止する。実証実験中は安全性を確保するため、運転手も同乗する。

新潟県長岡市の山間部で自動運転の実験(日本経済新聞)

 

 

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