環境省と外務省は11月1日、約39カ国・地域が参加して、10月22日～24日にポーランド・クラクフにて開催された「国連気候変動枠組条約第24回締約国会議閣僚級準備会合（プレCOP）」の結果概要について発表を行った。プレCOPとは、国連気候変動枠組み条約の締約国会議の調整を行う非公式の閣僚級準備会合のことで、今回のプレCOPは、12月にポーランドで開催されるCOP24に先駆けて行われたたものだ。COP24では、地球温暖化対策の新しい枠組み「パリ協定」の詳しいルール（実施指針）の合意を目指しており、今回のプレCOPでは、「ビジネス・プレCOP」と「パリ協定の実施指針」を主な柱として議論が行われた。
パリ協定の実施ルール、事前すり合わせの結果が公開 電気自動車なども議論（環境ビジネス）