【自動運転・海外】上海市、自動運転の実証実験区間を拡充

上海市は9月18日、自動運転車両を含む「インテリジェント・コネクテッド・ビークル(ICV)」の走行実験区間を1カ所拡張、1カ所新設すると発表した。拡張するのは、3月から実証実験区間に指定された嘉定区「上海国際汽車城」周辺の公道で、5,600メートルから1万1,100メートルに延長する。新設するのは、浦東新区の臨港エリアで公道2万6,100メートルを活用する。なお、嘉定区では乗用車、臨港エリアでは商用車のICVの実証実験をそれぞれ実施する。上海市は全国に先駆けてICVの公道実験エリアを策定し、将来性のある自動運転やインターネットにつながるコネクテッドカーの開発などを進めている。これまでに国有自動車メーカーの上海汽車集団、新興自動車メーカーの蔚来汽車(NIO)、ドイツ系のBMWなどに走行実験用ナンバープレートを交付し、累計走行距離は延べ1万キロを突破したという。

上海市、自動運転の実証実験区間を拡充(JETRO)

 

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