【企業・自動運転】ルネサス、自動運転で攻勢 7千億円超で米企業買収へ

半導体大手ルネサスエレクトロニクスが、7千億円超を投じて米国の同業メーカーを買収する。人員削減で経営難を脱したとはいえ、技術革新の激しい半導体業界での生き残りは簡単ではない。大型買収で技術力を強化し、急成長が見込める車の自動運転向けで攻勢をかける狙いだ。ルネサスが11日に発表した買収先は、米カリフォルニア州のインテグレーテッド・デバイス・テクノロジー(IDT)。企業のデータセンターなどで使われる通信用半導体に強く、年間売上高は900億円超。自社工場を持たず、他社に製造をゆだねる事業モデルで急成長した。ルネサスは8月末のIDTの株価に3割ほど上乗せして全株を買い取る予定で、来年前半の完了をめざす。

ルネサス、自動運転で攻勢 7千億円超で米企業買収へ(朝日新聞デジタル)

 

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