【提言】「どこまでも走る電気自動車」は将来的に実現するか

電気自動車(EV)の弱点は航続距離が短いことだが、もう一つの重大な弱点は充電に時間がかかること。日産自動車「リーフ」の場合、家庭用200ボルト電源だと8時間、「急速充電器」でも30分程度かかる。ガソリン車の給油時間が5分もかからないことを考えると、とても「急速」などと呼べるものではない。しかし、素早く電気を補充する方法がある。それが、「電池交換方式」だ。この方式を導入したのがテスラだ。2013年6月、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が壇上で、約1分半で「モデルS」の電池を交換してみせた。テスラは電池交換ステーションを何基か設置したが、筆者は「これは普及しない」と思った。テスラだけでは…

「どこまでも走る電気自動車」は将来的に実現するか(毎日新聞)

 

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