【施策・海外】台湾、EV全面移行を検討 30年にも、まずバイクから

台湾の沈栄津・経済部長(経済相)は29日、ガソリン車から電気自動車(EV)への全面移行の検討を始めたと明らかにした。台湾では有力ベンチャー、Gogoro(ゴゴロ)がけん引し電動バイクの普及が進展。まず2030年をメドにバイクでの全面移行を先行して実現し、さらに自動車にも対象を広げる方針を示した。沈氏が29日に立法院(国会)で記者団の取材に応じた。週内にも具体的な議論を始めるという。フランスや英国は既に40年以降、ガソリン車やディーゼル車の販売を禁じると表明。中国もこうした流れに追随する方向だ。沈氏は「関連する商機やサプライチェーンの構築についても議論する」とし、環境対策だけでなく、産業育成のチャンスになると強調した。

台湾、EV全面移行を検討 30年にも、まずバイクから(日本経済新聞)

 

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