【話題・インフラ】日東工業など、イケア長久手でEV充電スタンドの実証実験

配電盤大手の日東工業は11日、同日開業したイケア長久手店(愛知県長久手市)で、電気自動車(EV)向け充電スタンドの実証実験を始めたと発表した。あらゆるモノがネットにつながる「IoT」で、充電設備全体の電力量を調整して、複数台の車が一斉に充電できるようにした。EVとプラグインハイブリッド車(PHV)用の200ボルト普通充電スタンド計9台を、同店の駐車場に設置した。同社と豊田自動織機、イケア・ジャパンの3社が共同で実施する。利用は無料という。従来は充電時に1つのスタンドの電力を100%使うため、複数の車を一斉に充電するには設置店舗の電気設備の能力を引き上げねばならないケースもあった。実験では9台で消費電力を案分するため、ピーク時でも一斉に充電できるという。日東工業は、豊田自動織機と充電スタンドを共同開発し、製造を担っている。

日東工業など、EV充電スタンドの実証実験 イケア長久手で(日本経済新聞)

 

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