【提言】新型日産リーフが大幅進化しようとも電気自動車普及に立ちふさがる高いハードル

今、世界の自動車産業は、ゼロ・エミッションであり、エネルギー多様性に対応させやすい電気自動車に向かっている。そのなかで、トップランナーといえるのが日産だ。なにしろ、ほとんどの自動車メーカー、新規参入企業がこれから電気自動車を開発しようという段階なのに対して、「リーフ」という量産型電気自動車をフルモデルチェンジ、2代目へと進化させているのだ。アドバンテージが大きいことは明らかだ。さて、日本国内において2代目リーフの発売日となった10月2日に、完成車検査におけるルール違反を原因とする大型リコールを発表したことで、販売的には出ばなをくじかれたカタチとなった新型リーフ。とはいえ、バッテリー総電力量を40kWhへと大きくしたことなどにより、満充電での後続可能距離を400kmとしたことや、自動運転技術を幅広く採用したことなどから商品力を上げているのは間違いない。

新型日産リーフが大幅進化しようとも電気自動車普及に立ちふさがる高いハードル(web CARTOP)

 

Tagged on: