【企業】ダイムラー、米でEV 1100億円投じSUV量産

独ダイムラーは21日、米で電気自動車(EV)を生産するためアラバマ州の工場に10億ドル(約1100億円)を投資すると発表した。2020年代の初めに「メルセデス・ベンツ」の多目的スポーツ車(SUV)型のEVを量産するほか、電池の新工場も建設する。欧州と中国とあわせた3極体制とし、EVシフトを加速する。カリフォルニア州など一部の州は、販売台数の一定比率をEVなど環境車にするよう自動車メーカーに求める「ZEV規制」を導入している。18年から規制が強化されるため、自動車メーカーは対応を急いでいる。アラバマ州のタスカルーサ工場に追加投資する。現在は「GLE」や「GLS」などのSUVと中型車「Cクラス」を生産している。既存車種とEVとを柔軟に生産できるように生産設備を改造・拡張する。新たに600人を雇用する。北米市場向けだけでなく、同工場をSUVタイプのEVの輸出拠点とする。

ダイムラー、米でEV 1100億円投じSUV量産(日本経済新聞)

 

 

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