【提言】世界的なEVシフトの中に潜むもっとも危険なこと

前回は、なぜEVが注目されているのか、そしてEVがどれほどエコなのかについて書いた。少なくとも日本ではEVがCO2削減に一定の貢献をすることは間違いないし、新型リーフやモデル3など、今後EVの選択肢が増えていくことも確実だ。しかし、EVが急速に増えれば、充電器の充電待ちが増えることは避けられない。また、EVのバッテリーを満たすのに必要とされる電力をどう賄うかという問題もある。リーフのバッテリーは24kwhと30kwhの2種類。次期モデルのバッテリーはさらに大型化する(40kwh?)見込みだ。1kwhとは1kw=1000ワットの電気製品を1時間使い続けたときの電力消費量のことで、一般的な家庭の消費電力量は1日あたり10kwh程度。つまり、リーフのバッテリーを空の状態から満充電するには、一般家庭が使う電力の2~4日分が必要になるということだ。

世界的なEVシフトの中に潜むもっとも危険なこと(カーヴュウ)

 

 

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