【企業】独ボッシュ、運転補助システムの需要が急増

ドイツの自動車部品大手ロバート・ボッシュ[ROBG.UL]は4日、自動車各社が運転補助や自動運転機能の拡充を競っていることを背景に、レーダーやビデオセンサーの需要が急増していることを明らかにした。今年はレーダーシステムの売上高が60%、ビデオセンサーが80%、それぞれ増加する見通し。これら運転補助製品の売上高は昨年10億ユーロに達し、それに加えて35億ユーロ相当の受注があったという。自動運転用の部品に加え、最先端の安全装置を製造するモビリティ・ソリューションズ部門の売上高は、昨年の439億ユーロ(498億ドル)から今年は7%前後増えると見込んでいる。経営委員会のロルフ・ブランダー氏は「わが社は市場の平均よりも速いスピードで成長している」と述べた。

運転補助システムの需要が急増=独ボッシュ(ロイター)

 

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