【提言・海外】同じ失敗繰り返す韓国の再生可能エネルギープロジェクト

済州道(チェジュド)の慕瑟浦(モスルポ)港から定期旅客船に乗り加波島(カパド)の船着き場に降りると水色の共用電気自動車が目に入った。船着き場の端に丁寧に駐車されていた。加波島の広報動画やドキュメンタリーを見ると、こうした車が美しい浜辺を走る場面が必ず出てくる。0.83平方キロメートルと小さな加波島に4台の電気自動車と各所に充電所があるという説明も付け加える。だが2日間に島のどこにも電気自動車が動いている姿を見ることができなかった。もちろん加波島はちょっとした距離なら歩いて行けるほど程小さい島で車の使用頻度が低い。だが加波島の住民たちは荷物を運んだり作業をする時には古いディーゼル車やバイクを利用していた。自転車レンタル店は観光客ばかりだった。風と太陽で住民が使う電力の大部分を生産し、電気自動車と自転車の天国というイメージとは乖離が大きかった。

同じ失敗繰り返す韓国の再生可能エネルギープロジェクト(中央日報)

 

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