【新技術・インフラ】東大、EV充電設備新手法 AIで効率配置

東京大学の吉村忍教授らは、人工知能(AI)によって電気自動車(EV)の充電設備を効率よく配置する手法を開発した。交通量やEVの走行状況などから、どの地域で必要になるかを点数化して示す。EVの普及に不可欠な充電インフラの整備に役立つ。研究グループは、AIを使った「交通流シミュレーター」を開発している。道路網や信号、交通量といった情報のほか、人間の思考や行動を考えた模擬実験ができる。これをEV向けの「急速充電器」の配置の研究に応用した。EVの普及台数や走行性能、既存の急速充電器の設置状況などを加味したうえで、EVの充電量がどんな場所でどれだけ減りそうかをつかむ。急速充電器を置く必要性の高い場所を点数化して表す。

EV充電設備、AIで効率配置 東大が新手法(日本経済新聞)

 

Tagged on: ,