【企業】車部品世界4強、電動・自動運転で覇権争い

自動車部品の世界4強が電動化と自動運転の技術開発を競っている。独ボッシュは中国で現地完成車メーカーなどと合計11件の電動車両向けプロジェクトを新たに立ち上げたことを明らかにした。独ZFは自動運転車の安全技術などで仏大手と提携した。内燃機関など従来型の自動車技術とは異なる新たな主戦場をめぐって「メガサプライヤー」間での主導権争いが始まっている。「世界最大の電気自動車市場の中国で一般の人も買いやすい電動技術を開発中だ」。ボッシュのフォルクマル・デナー社長は4日に開いた年次記者会見で自信を見せた。電気自動車(EV)やハイブリッド車ではすでに世界30車種が同社製システムを搭載し量産に入っている。さらに2016年以降、中国で現地メーカーなどと電動化関連で11の新規開発案件をスタートさせた。

車部品世界4強、電動・自動運転で覇権争い 中国開拓や提携(日本経済新聞)

 

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