【企業・電池】日産の車載電池事業に中国企業が触手

カルロス・ゴーン社長はまさか敵に塩を送る気か-。トヨタ自動車の関係者は日産自動車の動きに神経質になっているかもしれない。日産が電気自動車(EV)「リーフ」を支えてきた車載用電池事業の売却方針を固めた件だ。売却するのは子会社のオートモーティブエナジーサプライ(AESC)。日産が51%、NECグループが49%を出資する合弁会社で、リーフ向けのリチウムイオン電池を製造している。売り先の候補にはトヨタと親密な関係にあるパナソニックに加え、中国企業の名前も上がっているとされる。中国企業が日産の技術を手に入れれば、車載電池事業の国際競争図が変わるだけでなく、トヨタのエコカー戦略へ対抗心を燃やす中国系EVメーカーを利する可能性がある。

カルロス・ゴーン氏は敵に塩を送る気か? 日産の車載電池事業に中国企業が触手(iza)

 

 

 

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