【新技術・電池】東京大学、水をつかった安全なリチウムイオン電池開発

今回研究グループでは、水と特定のリチウム塩2種を一定の割合で混合することで、通常は固体となるリチウム塩二水和物が常温で安定な液体(ハイドレートメルト)として存在することを発見した。このハイドレートメルトは、通常なら1.2Vの電圧で分解してしまう水を使用しているにも関わらず、3V以上の高い電圧をかけても分解しないという。このハイドレートメルトを電解液として応用することで、これまで特殊な有機溶媒を用いた電解液でしかできなかった超3V級リチウムイオン電池の可逆作動に、「水」を用いた電解液として初めて成功した。

水をつかった安全なリチウムイオン電池開発を促進 東京大学(大学ジャーナル)

 

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