【提言】市街地で自動運転する時代は電気自動車が主役

自動運転技術を採用したミニバンの新型「セレナ」を8月に発売した日産自動車の首脳は、「ファミリーカーのセレナから自動運転の導入を始める。自動運転も電気自動車(EV)も、まずは広く普及させるのが日産の方針だ。富裕層だけを狙うのとは違う」。これは、自動運転技術で先行する米EVベンチャーのテスラ・モーターズとの違いを強調した発言だ。 テスラの電気自動車はターゲットが富裕層に限定される。これに対し日産は、「環境意識の高い人」向けに、「リーフ」などの電気自動車を展開してきた。ただ、環境意識の高い人は必ずしも富裕層に多いわけではないようで、リーフは当初の計画通りに売れてはいない。

「環境対策EV+自動運転」日産が目指す新たな道(毎日新聞 経済プレミア)

 

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