【施策・海外】インド・ニューデリー、旧いディーゼル車の登録が禁止に

インドの首都ニューデリーは、大気汚染の悪化に対処するため、旧いディーゼル車を閉め出すことに決めた。米国のエコカー専門情報サイト『Green Car Reports』によると、同市では10年以上前に製造されたディーゼル車の登録は抹消されるか、更新できなくなるという。ニューデリーは、世界保健機関(WHO)が今年5月に発表した、世界で最も大気汚染のひどい都市のリストで11位にランク付けされている。インドの電力省、石炭省、再生可能エネルギー省を統括するピユシュ・ゴヤル大臣は今年3月、インドの乗用車を2030年までにすべて電気自動車化する方針を打ち出した。既にインド政府は、2020年までに同国の路上を走るクルマの約700万台をハイブリッド車と電気自動車(EV)にするという目標を設定している。同政府はEV生産を促進するため、自動車メーカーに助成金の支給を始めており、EV充電ステーションの拡充も計画しているようだ。さらに同政府は、EVを頭金なしで購入できるようにして購入費用は燃料代の節約分で賄ってもらうという案も発表している。 大気汚染が深刻なインドのニューデリーで、旧いディーゼル車の登録が禁止に(auto blog)

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