米電気自動車（ＥＶ）メーカーのテスラモーターズが国内で、自社製品を無料で急速充電できる拠点の整備を急いでいる。17日に浜松市の高速道路のサービスエリアに開設し、全部で11カ所とした。今回の新設により盛岡から岡山までのネットワークができ、「急速充電拠点だけの利用で本州を縦断できるようになった」（日本法人）としている。テスラは米国などで「スーパーチャージャー」と呼ぶ充電拠点の整備を進め、国内でも2014年９月に始めた。ゼロから充電すると20分で250キロメートル走行可能な電気を蓄えられる。今年は浜松市を含めて既に４カ所で開設するなどペースを上げており、「年内にさらに２カ所で設置する」（日本法人のニコラ・ヴィレジェ社長）という。
米テスラ、日本で急速充電拠点11カ所目 本州縦断可能に（日本経済新聞）