【新技術】新型プリウスPHV、2モーターでEV走行性能を高める

新型プリウスPHVは、荷室の下に搭載するリチウムイオン電池の容量を現行モデルの2倍(8.8kWh)に高め、JC08モードのEV走行距離で60km以上を狙う。ハイブリッドシステムでは、エンジンと動力分割用の遊星歯車の間に「ワンウェイクラッチ」を設け、EV走行時に二つのモーターを使えるようにした。具体的には、通常はEV走行に使う「MG2」という駆動用モーターに加えて、通常は発電機として使う「MG1」というモーターを駆動にも使う。トヨタのハイブリッドシステムでは、エンジンの入力は遊星歯車の遊星キャリアに、MG1はサンギアに、MG2を含む駆動軸はリングギアにつながっている。新型PHVのシステムではエンジンとキャリアの間に、一方向だけに回転力を伝えるワンウェイクラッチを設けた。

2モーターでEV走行性能を高める(日経オートモーティブ)

 

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