【施策・海外】ドイツ、2030年までに全ての新車を無排気車に

ドイツ政府ドイツのエネルギー・経済副大臣を務めるRainer Baake氏は、「ドイツが二酸化炭素(CO2)排出量の目標を達成したいのであれば、2030年までにこの国で購入できるクルマは全てゼロ・エミッション・ビークル(排気ガスを出さないクルマ)にしなければならない」と、同国の日刊紙『Tagesspiegel(ターゲスシュピーゲル)』主催の環境フォーラムで発言した。 ハイブリッド車情報メディア『Hybrid Cars』によると、同氏は「1990年から輸送によるCO2の排出量が全く減っていないという事実がある」と語ったという。ドイツは2050年までにCO2排出量を80~95%削減することを目標としてきたが、平均的な自動車は新車から20年ほど使用されるため、2030年までにガソリン車やディーゼル車の販売を減らさなければならない。これは途方もない挑戦になるだろう。同国の環境省の報告によると、ドイツの運送業は化石燃料車によって担われており、同国のCO2排出量の20%を占めているという。

2030年までに全ての新車を無排気車にすることも検討中(auto blog)

 

 

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