独ＢＭＷは16日、電動車両と自動運転車の拡大を柱とする長期戦略を発表した。2016年から新型のプラグインハイブリッド車（ＰＨＶ）と電気自動車（ＥＶ）を７車種投入。このうちＥＶは電池の容量を５割増やす。20年代には自動運転車も販売する。電動化やデジタル化への重点投資と併せ、高い収益性を維持する目標も示した。2013年に発売した同社初の量産ＥＶ「ｉ３」は今年後半に航続距離を伸ばした新型車を投入。また既存のセダンや多目的スポーツ車（ＳＵＶ）にもＰＨＶを追加する。またトヨタ自動車と共同で取り組む燃料電池車の開発では試験段階で航続距離が最大700キロメートルに達したことを明らかにした。発売時期は明言しなかった。