五島市と新上五島町で、電気自動車(EV)のレンタカー100台を導入する「長崎EV&ITSプロジェクト」が始まって約8か月。全国初の取り組みに利用者の評判は上々だが、電池切れでガス欠ならぬ“電欠”したり、充電器が故障して使用できなかったりするケースも起きている。県は、トラブル事例や利用者へのアンケート調査の結果を分析し、改善につなげる方針だ。このプロジェクトは3月にスタートし、9月までに五島市で延べ2705台、新上五島町で同845台が利用された。当初は稼働率10%程度だったが、夏休み期間に入って利用者が急増。お盆の時期は80%を超え、以降は平均30%前後で推移している。
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