【提言・インプレ】テスラ・モデルS、未来のカタチが現実に

私は電気自動車(EV)が好きではない。そう公言してきた。そもそも日本では原子力発電で余った過剰電力をなんとか自動車に使えないかという魂胆で、東京電力がハイブリッドを持っていないスバルと三菱自動車を口説いてスタートした。そこに日産が乗っかったのがEVブームだ。自民党から民主党に政権が変わったとき、当時の政権与党の民主党は力強くEVを後押した。EVは走行中の排ガスがゼロなので、環境政策強化などを背景に何度もブームが起きているが、その都度挫折してきた歴史もある。あまりにも早急にEVを推進すれば、ほかの技術の可能性が論じられなくなる恐れがある。自動車の主役は今なお、100年以上前から続く内燃機関を持つクルマだと信じている。仮に化石燃料がなくなろうとも、合成燃料を使うことで、内燃エンジンが生き残れる可能性は否定出来ない。

クルマもIT化へ!ソフトウェアダウンロードで簡単に自動運転車に!未来のカタチが現実に(オートックワン)

 

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