【新製品】VW、「BUDD-e」コンセプトによく似た市販モデルを2020年頃に投入予定

米国ラスベガスで先月開催されたCES 2016に、フォルクスワーゲン(VW)は箱形の電気自動車「BUDD-e」を出展した。このクルマが、2020年代の前半にはディーラーに並ぶかもしれない。VWのエレクトリック開発部門の責任者、フォルクマル・タンネベルガー博士は英国の自動車雑誌『Car』に対し、フラット・バッテリーと前後の車軸に電気モーターを搭載するというコンセプトカーと同じパワートレインのレイアウトを、市販バージョンにも採用すると語った。同誌によるインタビューの中で、タンネベルガー博士は「モジュラー・エレクトリック・ドライブキット(MEB)プラットフォームを採用する、これとよく似たクルマが市販車として登場するだろう。正確な時期は言えないが、2020年頃になる」と述べている。また、博士によれば、BUDD-eの市販モデルは現行のバンを置き換えるものではないという。商用バンの「トランスポルター」やキャンパーの「カリフォルニア」は、内燃エンジン車として、別に継続されるそうだ。

フォルクスワーゲン、「BUDD-e」コンセプトによく似た市販モデルを2020年頃に投入予定(auto blog)

 

Tagged on: