【インプレ】テスラ「モデル S P85D」、誰もが手掛けてこなかったマーケティング

アメリカ西海岸はIT企業が軒を連ねる通称“シリコンバレー”。そんなロケーションに拠を構える、2003年設立という異色の新興自動車メーカーがテスラモーターズだ。このメーカーが手掛ける作品は、1台の例外もなくすべてがピュアEV。AppleにGoogle、Yahoo!等々といった今をときめく企業の拠点にほど近い場所に根を下ろし、最新テクノロジーのシャワーを浴びることができる環境に身を置くことそのものが、まずはこの自動車メーカー特有の存在感を示す、大きな特徴になっている。そんなテスラが地元アメリカで2012年にローンチし、2014年秋から日本でのデリバリーもスタートさせたのが、「モデル S」という大型5ドアハッチバック・モデル。その中で、ベース仕様の後輪駆動から全輪駆動化を図った上で、後輪側には特に強力なモーターを搭載したのが、ここに紹介をする「P85D」なる名称が与えられたトップ・パフォーマンスバージョンとなる。

テスラ「モデル S P85D」(カーウオッチ)

 

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