埼玉県上里町が地元企業などと連携し、高齢者や子育て世代の新しい交通手段になると期待される「超小型電気自動車(EV)」を活用したまちづくりに乗り出している。町は将来的な本格導入を視野に、30日から町内で実証実験を始める。県内最北端に位置する上里町は、人口約3万1000人のうち、65歳以上が約22%を占める。駅は町内に一つしかなく、バスも路線や本数が限られており、「中心地から離れて点在する集落を公共交通で結びつけるのが難しい」(上里町まち整備環境課)状態だ。
埼玉県上里町が地元企業などと連携し、高齢者や子育て世代の新しい交通手段になると期待される「超小型電気自動車(EV)」を活用したまちづくりに乗り出している。町は将来的な本格導入を視野に、30日から町内で実証実験を始める。県内最北端に位置する上里町は、人口約3万1000人のうち、65歳以上が約22%を占める。駅は町内に一つしかなく、バスも路線や本数が限られており、「中心地から離れて点在する集落を公共交通で結びつけるのが難しい」(上里町まち整備環境課)状態だ。