【話題】立山、電気自動車送迎 町がおもてなし事業実施

身体・体力的に長時間の歩行が困難な高齢者や障害者にも立山町の名所である称名滝(国の名勝・天然記念物)の観光を楽しんでもらう試みとして、町商工観光課は三十一、一日の両日、坂道の多い遊歩道の一部を電気自動車で送迎する「称名滝おもてなし事業」を実施している。観光用に導入した電気自動車を活用し、駐車場近くの称名平売店前から約八百メートルを運行。事前に、七十五歳以上の高齢者と障害者手帳保持者を対象に希望を募り、二日間で約五十組が申し込んだ。初日は電気自動車六台で二十五組を乗せて往復した。利用した人たちは「まさか来られるとは思わなかった」と、落差日本一を誇る称名滝の光景を楽しんでいた。町の担当者は「参加者の声次第で、今後の実用化に向け考えていきたい」と話している。

立山の名所 電気自動車送迎 町がおもてなし事業実施(中日新聞)

 

Tagged on: