【話題】日産と兼松、NEDOが実施するEV行動範囲拡大実証事業の委託先に

日産自動車と兼松は、このほど新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が米国カリフォルニア州の北部都市圏で実施する電気自動車(EV)の行動範囲拡大実証事業の委託先に選定された。両社が2014年12月から2015年6月までに実施した実証事前調査結果をもとに、NEDO事業化評価を経て正式な委託先となった。NEDOとカリフォルニア州の経済促進知事室(Go-Biz)との間で合意された基本協定に従い日産が実証研究代表者として全体を取りまとめ、兼松とともに実証事業を進める。カリフォルニア州では州内で一定台数以上自動車を販売する自動車メーカーに対し、一定比率のEVやプラグインハイブリッド車などの販売を義務付けるZEV(Zero Emission Vehicle)規制や、EVに対して優先レーンの通行許可を与える優遇措置などZEVの普及に対する積極的な取り組みを行っている。現在全米で自家用EVの販売台数が最も多い州だ。

電気自動車はどこまで使えるか、走行範囲の拡大に向け実証開始(スマートジャパン)

 

Tagged on: