【企業】VW、ディーゼルから電気自動車へ

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は13日、排ガス不正問題を受け、経営戦略を見直すと発表した。これまで注力してきたディーゼル車の開発方針を転換し、電気自動車への移行を図る。2016年以降に投入見込みの最上級車「フェートン」の新型モデルは電気自動車のみとする。VWは声明で「ディーゼル戦略を見直す」と強調した。欧州と北米市場において、ディーゼル車に取り付ける排ガス抑制装置は、尿素を使った仕組みに切り替えていく方針を示した。一方、グループ全体の販売台数の約6割を占めるVW乗用車部門への投資額を、毎年10億ユーロ(約1360億円)ずつ減らす。ただグループ全体の自動車部門への投資額と比べれば1割に満たない額だ。ブランド間の部品の共通化などを通して、固定費削減に取り組み、利益率の向上を目指す。

ディーゼルから電気自動車へ、VWが戦略見直し(読売新聞)

 

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