アルプス電気は２０１６年末をめどに自動車同士の衝突事故防止に役立つ車車間通信用無線通信モジュール事業に参入する。スマートフォンや他の車載向け無線通信モジュールの技術を応用して製品化する。各国で制度設計が進められており、今後需要が見込めることから早期に事業化する。自動車部品メーカーや半導体メーカーなどに提案する。同モジュールは、走行中の自動車同士が距離や位置データを無線でやりとりする車車間通信の中核部品。ブレーキなど走行制御に関わるシステムと連動させて事故を防げる。実用化されれば車１台当たり１モジュールが搭載される見通し。
アルプス電気、自動車の車間通信用無線モジュール事業に参入（日刊工業新聞）