つくば市の筑波山で6日、1〜2人乗りの超小型電気自動車(EV)の観光利用について調査する実証実験ツアーが始まった。今年から超小型EVの社会利用実験を始めた市の取り組みの一環で、10月までの2カ月間で計10回開催する。小回りの利く超小型EVは、狭い道が多い筑波山で威力を発揮するとみられ、市は今後、参加者のアンケート結果などを踏まえ、導入の可能性を検証することにしている。1回のツアー定員は6人で、1人乗りと2人乗りの超小型EVを利用した。参加者は約20分間の乗車講習を受けた後、筑波山中腹から麓にかけて設定された約8キロのコースを80分ほどで走行した。参加者は途中、梅林公園や飯名神社、稲葉酒造場など観光スポット4カ所に立ち寄り、ボランティアガイドの説明に耳を傾けた。
超小型EVで筑波山観光 つくば市が実証実験、導入の可能性検証へ(茨城新聞)
【話題】つくば市、超小型EVで筑波山観光
- 【新技術・インフラ】ワイヤレス給電、新たな用途での製品開発
- 【新事業】日本ユニシスなど4社、函館で乗り捨てOKシェア実証実験