電気自動車(EV)は、自動車・モビリティ産業の未来として、注目を浴びている。OEM(相手先ブランドによる生産)メーカーやサプライヤー、各国政府は、排出ガス削減のための環境イニシアティブとして、EVに関する計画を発表し、戦略的に取り組んでいる。2012年の世界におけるEV販売台数は約12万台であり、フロスト&サリバンでは、2013年には前年比70%増加すると見込んでいる。トルコにおいても、国内販売向けにルノーがフルエンスZ.E.を発売し、その後オペルのアンペラが続くなど、2012年はEVの年であった。トルコではこの先5年間に、12社のOEMメーカーが追随してEVモデルを発売することが見込まれる。前途は有望のようだ。
緩やかに成長するトルコの電気自動車市場(日経ビジネス)
【市場・海外】トルコ、緩やかに成長する電気自動車市場
- 【提言】自動車産業史上、最大の転換期を迎えていることをトヨタは自覚している
- 【新技術】ダイキンなど、EV走行距離を3割上げるLi電池性能向上技術を開発