朝起きて、水素燃料の電気自動車に乗って会社に出勤する。自宅のエアコンは、昨夜、「エネルギー貯蔵装置(ESS)」に貯蔵しておいた電気でつけた。会社は社内の太陽光発電施設を備えており、電気料金の心配などない。毎年、夏と冬になれば繰り返されてきた電力危機は、思い出すことすらない。全ての建物が、電力需要をリアルタイムで把握し、発電所が電気の生産や供給量をリアルタイムで調整することができ、かえってあまる電気を海外に輸出することができるようになった。政府が期待している韓国のエネルギーの青写真だ。遠くないうちに現実となるエネルギーの未来について探ることのできる展示館がオープンする。13日から17日にかけて、大邱(テグ)で行われる世界エネルギー総会(WEC)に設置される「大韓民国のエネグリー技術ブース」からだ。
【施策・海外】韓国、政府の次世代エネルギー青写真
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