電気自動車(EV)と高度道路交通システム(ITS)を組み合わせた「未来型ドライブ観光」の実証実験を進める県は、EV利用時の情報基盤として、充電器の設置場所や使用状況を車載のカーナビで確認できるネットワーク体系をまとめた。欧米、アジア各国の産業界などから130団体が参加し、韓国釜山市で25日から開催されるITS世界会議で、国内外のメーカー各社が参入できる共通規格として発表する。EVをめぐっては、現行のリチウムイオン電池の性能向上やコスト削減など車両に関する論議が先行しているが、ユーザーの利用実態に着目してのシステム戦略を打ち出すのは国内勢で初めて。
【新技術・インフラ】国内初、EV走行時の支援情報
- 【新製品】リチウムイオン電池の電気スポーツバイク「Native S」「Native Z6」発売
- 【海外】マヒンドラ副会長が印・韓でEVブーム提唱