【提言】「超小型車」をガラパゴス化させないための策とは

自動車に「超小型車」というカテゴリーができることになりそうです。国土交通省が推し進めているもので、ガイドラインによると「軽自動車よりコンパクトで小回りが利き、環境性能に優れ、地域の手軽な移動の足となる1人~2人乗り程度の車両」とのこと。主にEV(電気自動車)が想定されています。これから10年くらい先の未来を考えた時、5~10km圏内をくるくる走れる超小型車のニーズは、確かにあるのかもしれません。EVはそうした用途でこそ真価を発揮するものだろうとも思います。本格的に普及すれば、家や街や道路の在りようが変わってくるはずで、面白くなりそうです。いろいろな場所に充電スポットが備わるのはもちろんのこと、超小型車に乗ったまま買い物ができる大型店ができるかもしれません。道路が広く使えるようになるので、車道走行が徹底された自転車とも共存できそうです。

官主導で微妙な「超小型車」はいっそ世界戦略車にしてしまえ!(ZAIオンライン)

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