【新技術】日独ベアリングメーカー、EVインホイールモーター技術が活発化

軸受メーカーは、電気自動車(EV)の次世代技術「インホイールモーター」の実用化に向けた取り組みを加速している。独シェフラーはモーターと軸受、摩擦ブレーキなどを一体化したインホイールモーターを開発し、2018年以降の実用化を目指す。NTNは2013年にもインホイールモーターを量産するもようだ。EV普及に伴い電動化への対応を急ピッチで進めている。独シェフラーはギアを介さず、モーターによってホイールを駆動させるダイレクトドライブ方式を採用。操縦性が向上し音も静かとしている。モーターに電力を供給するインバーターも一体化しているため、車両側に搭載する必要がない。あらゆる車両のプラットフォーム(車台)に取り付けが可能で、今後、車メーカーと実証実験を行う予定だ。

軸受メーカー、EV技術競う-インホイールモーター開発加速(日刊工業新聞)

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