富士電機と同社の米国法人であるFuji Electric Corp. of Americaは、「EVS26」において、25kWの急速充電器や12.5kWの急速充電用電源モジュールを披露した。25kWの急速充電器については、2012年内にUL規格を取得し、米国での販売を開始する。全米各地で充電サービス「ChargePoint」を展開する米Coulomb Technologies社と提携した。急速充電器は「CHAdeMO」規格に準拠している。一方、12.5kWの急速充電用電源モジュールは、部品として急速充電器メーカーへの供給を想定している。2012年4月にUL規格を取得済みで、「急送充電用の電源モジュールとしては初めての取得になる」という。電源モジュールには制御ユニットがあり、車両からの指令に従って電力供給が可能である。そのため、通信用ボードを用意し、ソフトウエアを変更すればPLC通信を用いる「コンボ・コネクタ」にも対応可能としている。
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