【施策・自動運転】無人の自動運転、時速20キロ以下で 警察庁が基準改定

警察庁は5日、公道で運転席にドライバーがいない状態の自動運転を実験する場合、最高速度を原則として時速20キロ以下とすることを決めた。乗客がいる場合、急ブレーキにならないようにする条件も追加した。ハンドルやブレーキペダルがなく、緊急時には乗車している人がコントローラーの機器で手動操作する「特別装置自動車」の規定も新たに盛り込んだ。5日付で改定した道路使用許可基準によって自動運転の実験で安全性を確保し、使用できる車種の選択肢が広がる。道路使用許可基準は、車メーカーなどが公道で自動運転の実験を行う際、警察署が申請の許可を判断する基準となっている。2017年に策定した基準で明記されていたのは、無線通信で遠隔操作するシステムを搭載した車両だけだった。

無人の自動運転、時速20キロ以下で 警察庁が基準改定(日本経済新聞)

 

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