【新技術・インフラ・自動運転】OKI、自動運転を支援する道路インフラシステム実用化に向けたシミュレーション技術を開発

OKIは9月4日、円滑な自動運転を支援するために実用化が期待される道路インフラシステムの設置条件の検討および運用効果測定のためのシミュレーション技術を開発したと発表した。自動運転車は車載の自律系センサーにより周囲の安全を認知・判断しており、円滑な走行を行うためには、道路インフラシステムによる支援が望ましいケースが想定される。特に、建造物などに遮られた合流地点では、自動運転車が本線側を走行する車両の位置や速度などを把握できず、合流のタイミング調整が困難となる。円滑な合流を実現するためには、本線車両の情報を提供する新たな支援システムの適用検討が必要で、その際の道路インフラシステムの設置条件の検討、効果測定および運用の検証が課題となっていた。

OKI、自動運転を支援する道路インフラシステム実用化に向けたシミュレーション技術を開発(レスポンス)