【話題・地方自治】のと深掘り<6> 未来のシステム模索 珠洲の公共交

珠洲市では過疎・高齢化に伴い、交通事故防止対策の一つとして自動車運転免許証の自主返納が進む中、民間バス路線の一部廃止で、買い物や通院など住民の足の確保が重要課題の一つとなっている。三日には市内で未来の交通システムについて話し合うシンポジウムが開かれる。同市の泉谷満寿裕市長は、市議会三月定例会初日の提案理由説明で「近年の運行コストの上昇や深刻なドライバー不足など現状の運行形態のまま、市の公共交通を維持していくことは、今後、ますます困難になるものと考えている」との認識を示す一方で、「近年の運転免許証返納者の増加や交通空白地域の点在などにより、公共交通へのニーズはさらに高まってくるものと考えている」との見通しを述べた。

のと深掘り<6> 未来のシステム模索 珠洲の公共交(中日新聞)

 

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