【提言・未来】【2019年はこうなる】世界的に加速する「自動運転✕スマートシティ」

自動運転を組み込んだスマートシティを構築する試みが、世界的に活発化している。モビリティ・スマートシティ構築の動きは必ずしも今に始まったことではないが、最近増えているのは、デジタル技術を活用した、いわゆるMaaS(Mobility as a Service)を核としたまちづくり。2019年は、その中のラストワンマイル部分に自動運転を取り込んだ例が、世界的に広がりを見せる。モビリティ・スマートシティづくりの背景にあるのは、交通渋滞や交通事故、モビリティに起因する二酸化炭素排出の深刻化といった社会課題だ。これに対し、多くの都市が志向するモビリティの考え方の基本は、徒歩、自転車、バス、鉄道などの公共交通機関を優先する道路や都市構造とすること。そのうえで、自宅から公共交通機関の駅までなどのライトワンマイルの交通手段に自動運転車を運行しようと計画している。複数の交通機関を効率的に組み合わせて利用できるようにする「マルチモーダル化」の一部という位置付けである。

【2019年はこうなる】世界的に加速する「自動運転✕スマートシティ」(DiGITALIST)

 

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