自動車用変速機メーカーのジヤトコ(富士市)は19日、将来技術の基盤構築を目的に、同市内に未来技術センターを新設すると発表した。電気自動車やプラグインハイブリッド車など車両の電動化への対応をはじめとする技術開発を目指す。同センターは4月から20人ほどでスタートし、順次拡大する。エネルギーを効率よく伝達する技術を持つ同社の強みを生かして、技術の裾野を広げていく方針。併せて機能と担当役員の責任を明確化するため、4月から組織を7部門(企画、原価・財務、人事・総務、お客様品質保証、開発、調達、生産)に改編する。グループ全体の人財を把握し、グローバルに活躍できる人財の育成・配置に向けて人財開発部も新設する。
ジヤトコ、未来技術センター新設 車両電動化に対応(静岡新聞)