米カリフォルニア州の大気資源委員会は27日、2025年までに、同州内で販売される新車の15%を、電気自動車など二酸化炭素(CO2)をほとんど排出しない環境対応車にするよう自動車メーカーに義務付ける規制策を導入することを決めた。同州は先進的な環境政策を掲げ、同じ排ガス規制策を多くの州が導入するなど大きな影響力を持つ。目標をクリアするため、各メーカーが環境対応車の開発や導入を急ぐ動きがさらに加速しそうだ。新規制は17年モデルから適用。電気自動車のほか、家庭で充電できるプラグインハイブリッド車や燃料電池車の新車販売を徐々に増やし、25年には15%とする。50年には新車販売の87%がCO2を一切排出しない車になるとの見通しも示した。
【施策・海外】米・加州、2025年には電気自動車15%
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